優しさの再分配の法則

どうして自分の事しか考えない馬鹿が多いんだろう?
って書き出したところで既に疑問。結局理論的に語るには、自分の事しか考えていないっていう前提があった方が、世の中上手く行く。
いつも言ってるけど、馬鹿も被害者だ。多くは親の責任だ。

他人(ここでは、信頼していない人とか、知らない人を指す)への優しさは、世の中を善行で満たす効果があるので、結局、他人への優しさが、いつか自分へ帰って来るのだ。

世界中の人が、自分だけ良ければ良いと思ってる人になったらどうなるか?
結局、自分も大変な世の中になる。常に他人に出し抜かれたり、陥れられたりするのが当たり前。自分もそうするしかない。大目標は自分の利益を確保することなんだけど、それをじゃまする奴の多いこと。

ところが、世界中の人が、思いやりにあふれたひとだったらどうなるか?が、他人に出し抜かれたり陥れられたりすることはなくなるので、本来の目的に集中出来るようになる。利益を確保するために、他人を陥れるのではなく、価値の高い仕事をするようになる。価値の高い仕事は消費者にも喜ばれる。結果的に自分が利益を確保しやすくなる。
この理屈は穴だらけで、いくらでも矛盾を指摘できるけど、小さい時に教えられれば、なるほどってなる。理屈がある程度(ある程度で構わない)子供に適正評価を下す。これだけで十分なんだけど、これが難しいと言う意見が有力だ。どうしても自分の子供となると。。。っていう人が多いからね。実は大人になっても、改善は可能で、ダメなアルバイトでも、適正評価をするってだけで、良い奴になったりする。悪いことをしたら、自分は損をする。良いことをしたら得をするって思考回路を作り上げる。それに成功すれば、悪循環は絶対に起こらない。また、子供が悪いことをしたとき、常に見抜けるように、親は子供の行動をよーく観察しておかなければならない。そして、必ず見抜いていなくてはならない。こっそり悪いことをする習慣が身に付くと、悪循環に陥る。


優しさは再分配される。自分の利益として。
机上の空論ですよ。そうですよ。でも、それで良いんです。優しいだけじゃダメだしね。



自分でも言葉がまとまっていないからしょうもないんだけど、現状だと、単なる良い奴は出し抜かれてけ落とされて終わりだ。他人の悪意を見抜き、かつ優しくしてやる奴は、将来得をする。俺は悪意を見抜くのは得意だけど、優しくないので得してないけど。