極論イコール曲論

極論イコール曲論。


昨日テレビを見てると、鳥インフルエンザについての特集で、地球が滅ぶとか言ってる人がいたんだけど、ギャグとしても、真面目な話としても面白かった。

鳥インフルエンザは、どこからやってきたのか?答えは、分からないらしい。
しかし、未開の森などから、人間が持ち帰ったと言う説がある事について、あるコメンテーターは、じゃあ、人間はそうやってどんどん自分たちを滅ぼしているんじゃないですか、このままじゃ、地球は滅んでしまいますよ。と言っていた。最初はギャグで言ってるのかと思ったんだけど、顔も真剣だし、同じ主張を何回も言ってる。


方向性的には、あり得ない発想ではないけど、あまりにも行き過ぎてる。
良く、程度の問題であって、やってることは○○と一緒じゃないか!と言って他人を批判する人がいるけど、その批判の仕方は絶対におかしい。ベクトルがどうあれ、重要なのは程度の問題なのだ。それを理解出来ない人は、テロリストにもなり得る。そんなに正義面したいなら、今すぐ武器を持って分明と戦え!あるいは森に帰れ!

その逆も言えることで、ちょっとした程度の違いを見分けることが出来る人は、鋭い分析の出来る人だと思う。天才料理人は、大きな鍋に塩をひとつまみ入れるか入れないかで、悩んだりするし、また、他人の料理のそれらを見破る。

この文章自体が、程度を無視した、非理論的な構造になっているってオチだ。どうよ。