この日記、全部読み返した。

いやー。俺、こんな事書いたんだなー。って、関心した。でも、説明不足なところも多々ある。
その中の一つで、コンプレックスについてなんだけど、なぜ、性的強者であるか弱者であるかが、それほどまでに大きい影響を与えるのかについて、説明したい。

性的弱者だからコンプレックスが大きくなる。こういう話を聞くと、他にも他人と比較して、劣等感を感じるべきところが沢山有るんじゃないか?って思う人もいるでしょ?例えば、勉強が出来るとか、できないとか、運動が出来る出来ないとか。
それらによっても、優劣は出来るけど、コンプレックスの原因としては、性的弱者強者の差には遠く及ばない。
どんなに、勉強が出来ても、どんなにスポーツが出来ても、他人から愛されなければ自尊心の獲得はより高度なものになってしまう。他人から愛されれば、他人が自分の価値を認めてくれるので、自分が何かの糧を見いださなくとも、勝手に受け入れてもらえる。この受け入れてもらえるという意識は、自分の中で、自分を受け入れる意識に変換しやすい。
言い過ぎると、全ては他人に承認されるための項目に過ぎないってこと。
これは言いすぎだよ。
でも、その課程で、健全な自尊心を獲得することが出来る。
承認欲求を満たしたあと、より高度な欲求の次元へ進むというのが、段階欲求説であるけれど、その節は概ね正しいと思う。
概ねというのは、マズローは、低次の欲求を満たされなければ高次の欲求は出現しないとしているところが、疑問。
実際には、どう見ても高次の欲求へ飛び級できる。承認欲求を明らかに満たしていないものでも、夢を持っていたりする。曲解すれば、それも承認欲求を満たす手段としてと言えなくもないが、良い切れはしない。昇華と言う現象もある。だとしても、低次の欲求を満たされなかったものは、高次の欲求が出現しなかったり、欲求が弱かったりする。それが、自尊心獲得の障害になる可能性が高い。
基本的欲求は、生物としての基礎。帰属欲求・承認欲求はアイデンティティーを築くための基礎。それより高次の欲求は自尊心を獲得する基礎となりうる。

補足のつもりだったのに、文章が長すぎてまとまらないや。もう面倒なのでこの辺で。またそのうち補足をする。